江戸模様

江戸期から中山道の江戸の入口に位置する巣鴨。
近年はとげ抜き地蔵でにぎわう地蔵通り商店街など江戸情緒を感じられる地域として有名です。
計画地は交通量が激しい大通りに面し、住戸プライベート空間へ気持ちを切り替える仕掛けづくりがコンセプト。
アプローチを長く緩やかに通路幅を少なくしています。奥へ進むにつれ四季折々の木々に迎えられ照明を徐々に落として静謐な空間を演出します。
デザインエッセンスは青海波や市松など江戸折り紙模様をメタファー(隠喩)としました。
アプローチの大きく弧を描く壁は青海波をイメージし、エントランスに市松模様など江戸折り紙の模様をデザインに入れています。

鉄筋コンクリート造14階71戸、約5000㎡

Approach

Entrance-1

Entrance-2

Entrance-3